悲しいことよ… どこまでも無知故に。
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- 2017/12/27(Wed) -
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寝屋川市での精神疾患の子を監禁、死亡させた事件。
死亡してしまったので死人に口なしで何とも言えませんが… 基本的に精神疾患に理解がない親の場合は周囲に隠したがります。 気の迷いだとか、そんなもので潰れるようなら皆死んでるとか、キチガイ病院だとか。 特に父の方が酷くて上記のような文句を何度も聞かされました。 亡くなった母は心配ない、そんな症状や病気じゃない、大丈夫という感じで当初は否定的。 ただ、亡くなる3年ほど前から完治が難しい病気の治療で抗うつ薬なども出されていて… その頃からは全く言わなくなったのを覚えています。 今回の事件は診察歴があり、精神疾患ということは告げられていたようなので… その現実を受け入れるのを周りが拒否していた感がありそうです。 暴れるから監禁したとかニュースでは色々と錯綜しているものの、否定され拒否され 行政支援や診察と治療の継続など全てを断たれると… 個人的な意見ですが暴れたくもなります。 私的な生活や身を削るような働き方をして 家庭を支えてくれた母に否定的なことを言われたのはそれほど腹は立っていないものの… 小学校の頃からプー太郎みたいなことを続けていたのに 無茶苦茶言ってくれる父はハッキリ言って接したくはありません。 腹が立つどころの話ではないのが正直な感想。 (だからこそ離れているんですが…) 確かに今でも通院で診察とカウンセリング、 少量の薬を服用しているので平日は会社へ出社して仕事をしているとは言っても 自分1人で自立しているとは言い難いです。 再起を試みた際も週3日、1日6時間前後のフリーターから始めたので 普通の人間からすれば足りないのは分かります。 しかし、母と違って父は学校から帰っても昼過ぎから2時間や3時間も昼寝していて… 炊事や家事の多くは朝早くて夜遅い母が大半を準備。 朝と夕方に自分で決めている短距離のジョギングや昼間はバッティングセンターへ行ったり。 物騒な話ですが、罪に問われないのであれば始末したいと考えたことは何度もあります。 基本的に自分は精神疾患を抱えている身なので、監禁した両親の方を擁護する気持ちは殆どありません。 他人からどう思われるか、白い目で見られるのではないかと警戒するのも結局は自分たちの心配に過ぎません。 肝心な事は受診して精神疾患と判明したのなら、その現実を見た上で何が望ましいか。 …これに尽きるでしょう。 近所と多少疎遠になろうが、噂されようがその程度のことであればキツイかもしれないが我慢して欲しい。 今の会社ではないんだけど… 正直に精神疾患であると告げて、職場の人間からは顔を歪められて煙たがられ、人事からも知っていたら採用しなかった… もう来なくていいなどと直接言われるのとどちらがマシかと言いたい。 ストレスチェックの話を先日書きましたが、少しずつ会社などでもメンタル的なことに目を向ける環境が出来つつある反面。 ダメな部分は本当にダメだと時々似たような精神疾患の子とか関連の事件ニュースが流れると思います。 偏見がなくならないのは悲しいことですが、治療とか改善の機会を周りが奪うのは1番良くありません。 こういうニュースはあまり耳にしたくはないことですけど、父はどう考えているだろうか… そんなことが頭を過ぎりました。 |
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