出雲に松江。自分には湖が最大の〇だった…
- 2021/10/31(Sun) -
松江大橋の夜景。画面奥が宍道湖

1人旅というのは意外と宿探しも苦労するもので、温泉宿などでは意外と選択肢が限られます。
玉造温泉は若干高級な旅館というか老舗の様相が強く前回は連れが居たのでそちらでしたが…
今回はより宍道湖に近い松江しんじ湖温泉に泊まりました。

昼は出雲そばを食しているので夜は地物の海鮮で。
のどぐろの炙り握りやしじみ汁などを地元のお店で堪能した後に宿へ戻り夜を堪能。
松江大橋の袂で夜風に当たりながら夜の光景も目に焼き付けを。

宍道湖大橋の夜景。画面奥が宍道湖、対岸はJR松江駅や玉造温泉方面。

完全に暗くなって宍道湖大橋もライトアップされると昼間とは印象がガラリと異なります。
こういう光景は宿泊してこそのものですね。少し得をした気分。^^

さすがに深夜となれば…

そして深夜は交通量も殆ど無く、市街地も明かりは殆ど消えてました。
大都市部はこうは行かないので自分は結局地方都市に住んで過ごすのが向いているのは事実。
東京で仕事をしていた時はこんなことはありませんでしたからね…

宍道湖のしじみ漁

翌朝は明け方頃から小舟が集まり宍道湖でしじみ漁が始まってました。
昨日見た白鳥たちはまとまって湖の奥へ移動しており、
これが自然に営まれていると心も穏やかでいられるというもの。
互いに邪魔者扱いとか険悪な関係だと外部の人間が色々口を出すことではないかもしれませんが…
少々悲しい気分になりますので。そういった心配は無さそうなので安心しました。

早朝の嫁ヶ島

本当はこの嫁ヶ島の奥へ沈む夕日も絶景なんですが、今回は薄日が差す朝の光景で終わり。
この後は国道9号の湖南側を通り、空港へ行って日程終了。

レンタルしたバイクを返却時に走行距離を見るとちょうど100キロほどでした。
一泊二日で100キロの移動。これは今後目安の1つにしても良さそうです。
やたらと移動移動をして沢山見て回っても1つ1つの印象も薄く、
天候や季節にも左右されますがバイクだと疲れます。
20代の頃と違っておっさんになってますし。

一泊なら100キロ、二泊なら200キロと無理なく回れる目安が見つかったのも思わぬ収穫。
湖が目に入って出雲に来たという感じでスタートして湖を見て終わる。



10月の中頃に退職後、思い立って決めた旅行でしたが今日で10月も終わり。
旅の振り返りもこれで一区切りにして明日からは…

突然何かが変わることはありませんが、ご覧下さった方々にお礼を申し上げます。(-_-)
欲を言えば何かご利益があれば… (ぉ
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欲をかいても印象に残らぬ。何もな…
- 2021/10/30(Sat) -
出雲から松江方面に向かう宍道湖

先週の旅行ですが出雲へ出向いて宿泊先は松江を選択。
大社も日御碕も出雲そばも堪能したので、出雲から40キロ弱の松江市内へ。

昨日書いたように松江城は見ておこうと考え、宍道湖の北側になる国道431号側を選択。
南側の方が山陽本線や国道9号、山陰自動車道と主要交通網が走っていて賑やかですが…
信号も比較的少なく湖のすぐ近くを走れる北側の方が好み。

しかし、岬へ行っていた昼頃までは晴れていたのですが。
午後になると曇り始めて中国山地の方も全然見えませぬ。OTL

出雲市の外れから…

大分前ですが、平成の大遷宮の際に出雲へ来た時は同じく松江城を見ようとココを通ったものの…
豪雨でそれどころではなく玉造温泉の宿へ逃げるようにして退散した悪夢が。
今回は天気が少々悪くなったと言っても雨は降られなかったので欲を出してもいけませんね。

暑くも寒くもない状況だったので、これで十分結構です。(謎

嫁ヶ島と夕日はお預け

途中で休憩を挟みながら松江しんじ湖温泉に到着。
宍道湖で嫁ヶ島を望む夕日は残念ながら叶いませんでした。
県立美術館も臨時休館で足立美術館へ行こうかとも考えましたが…
日本の巨匠と素晴らしい庭園のある所なだけにゆっくりと見て回りたいため次の機会に。

境港や米子など行く時でも良さそうなので、欲をかかず城と湖の淵を見て過ごしました。

並んで泳ぐコブハクチョウ。対岸は玉造温泉

前回とは時期が異なりますが、白鳥がこんなに居たかな? と前回は本当に見てないなと反省。
コブハクチョウ自体は留鳥にもなっていて身近な所でも見かけるケースはあるものの、
広々とした湖で並びながら泳いでいるのを見ると優雅に感じますね。

羽休めと毛繕い

アニマルセラピーならぬバードセラピーでしょうか。^^;
暗くなる目前でしたが、羽休めや毛繕いしている様子を見ていると気分的にもホッコリします。
同じようなことを考えていたのか観光している年配の夫婦といった人たちも同じように見てました。

点々と白鳥が…

松江城を見て湖の畔へ戻った頃には街灯も点灯し始めたので、
白鳥も今日は終わりという具合なのか集まって来ました。

一人旅でなければ他に1~2ヶ所行ったかもしれませんが、自分で決めて自分で行動する。
これも大事な要素として肝に銘じておきたいものですから今回の過ごし方は〇と言えそうです。
それに宍道湖の印象が強く残ったので、これは今回のような過ごし方をしないと無理でした。

正に慌てるバカは貰いが… な心境です。(ぉ
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国宝で、近年の再建でないからこそ松江城を見る価値がある。
- 2021/10/29(Fri) -
松江城のお堀

先週は出雲と松江に行った訳ですが、出雲から松江へ移動中に晴れから曇りに…
宍道湖の夕日も狙ったものの、なかなかうまく行かず松江城と湖の畔を少し散歩。
紅葉も少し始まっており、今はもう少し進んでますかね。

静かに水を湛えているお堀と櫓。
出雲大社とはまた違った趣がありました。

松江城天守閣

やはり戦後に再建された城ではなく国宝となるだけあり、
華やかさなどはありませんが、風格のある城という印象は東海地区にある犬山城などと同様に感じます。

天守も登る予定だったのですが、修学旅行生の団体が来ており…
コロナ防止策の一環で一度に入れる人数の制限がされていました。
結構待つことになりそうで、薄暗くなってからになる可能性もあったのでパス。

先日紹介した日御碕灯台も人数制限があったので、タイミングが悪いとこうなりますね。
先を急ぐ旅でもなければ一日でココまで回るというノルマなども無い。

退職するまではセカセカしていたものですが、本来はこのように堂々としていたいもの。
次の職が決まるまでのほんの幕間に過ぎんと言われそうですが・・・

多少は残らないだろうか。^^;
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夜を守る日御碕神社も行っておかねばなるまい…
- 2021/10/28(Thu) -
日御碕神社鳥居とイカの丸干し

昨日は日御碕灯台の話を出してますが、近隣の日御碕神社も時間はあったので訪問済み。
灯台の前にも当然駐車場はあるものの、
海沿いの遊歩道を歩いても片道10分くらいで神社~灯台間は可能らしかったので…

神社前からはバイクを降りて移動しました。^^

朱塗りの拝殿

出雲大社の祖神さまと言われていて、同時に天照大神の太陽と対を成す夜を守る役を負っている所とのこと。
陰陽の考えと同じですね。どちらが欠けても成り立たないものであり、冷静さを欠かないようにと意識するなら…
自分は今のところこちらを重視しても良さげ。どちらも足りないですけど…

日御碕漁港

神社の横の道を少し進むと漁港に出ます。ここから少し上っていくと昨日の灯台に出る訳ですが…
大社と違い、こちらはひっそりとしておりイカの丸干しなども土産店や食堂で見かけます。

ちょうど一畑バスの発着場にある、そのやま商店さんが駐車場と目印になりますね。
イカ焼きとかサザエのつぼ焼きなども店先で売ってますし、常連の大社に勤める人なども来るようで
休憩や食事なども兼ねるとお店の人から面白い話も聞けます。

ちなみに出雲大社に備える稲佐の浜の砂も手当たり次第に持っていくというものでなく、
採取する場所もあるという話など聞いておいて損はないものです。



それにしても海産物店や土産物店も半分以上閉まっていて、厳しいのも同時に感じます。
自分もそうですが、一寸先は闇。その夜を守る…
今のような状況だからこそ相応しいかとも感じました。
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2日。2日あれば日御碕でも夕日を…
- 2021/10/27(Wed) -
日御碕から北側

昨日と同じく出雲の日御碕。
海抜の高い所にある灯台で登れますから、海の広々とした光景は十分堪能出来る場所ですね。

日御碕東側

強風時はなかなかに怖いかと思われますが、
比較的風も無かった日なので景観を楽しみながら水平線の向こうをボーっと眺めてました。

日御碕から西側と経島

上から北側、東側、西側になります。
西側は昨日紹介した経島も見えますが、雲の多い晴天ということもあり隠岐の島や南側の中国山地は見えず。
しかし、160段以上の狭い螺旋階段を上がって行く価値あり。

夕日の名所でもあるようですが、一泊だと厳しいですな。
次は石見あたりを見る機会があればこの付近に泊まるのもありかと思います。







今回からせっかくなので日御碕の景観を少々撮影した動画も。
昔はデジカメで動画というのも荒かったですが、今は綺麗ですね。
今後はこういう楽しみ方も探りながら…
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自然も人も私の声が届かなくとも動く…
- 2021/10/26(Tue) -
ウミネコの島でもある経島

先週行ってきた出雲や松江など。
当然大社などは昨日までに述べたように行きましたが…

割と海の景観を求めて海岸付近を見ていた気もします。
普段は山の方が多いだけに海成分も補給。^^;

外海と言っても日本海は太平洋側からだと遠いので
荒々しさは行く度に新鮮な気分になります。

出雲大社から先の日御碕まで足を延ばしたので付近も散策。
ウミネコの繁殖地でもある経島も今は少し寂しかったです。
来月あたりになると集まって来る頃ですかね。

天気も比較的良く、風も穏やかだったので風景も映えます。^^

日御碕灯台

そして日御碕の灯台も。
しかし、バイク雑誌などに書かれていた気がするけど…
自分も記載例に漏れず先端とか岬があるとバイクで出向きたくなります。

先日のこういった場所も然り。
周りからは物好きとか別に出向くほどの所では無いとか言われますけどね…
立ち入り禁止とか危険でもないなら見てみたいという気持ちが不思議と勝ります。

勿論、日御碕の灯台は海抜の高い所にあり登れますから眺めも絶景です。
ココを訪れた前日は退職後に最後の返却品を持参して、
現場の方で自分がこれもしていたのとか改めて聞かれました。

引継ぎが完全ではなかっただけですが、自分の声がなくとも…
終わったことなのでそれで十分。

少し無責任に思うかもしれませんが、こういう場所に来ると些細なことに思えるから不思議です。
このような心境でいられるなら… 心折れることも無いでしょうけど。
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出雲大社の如く、それだけの器が必要だ…
- 2021/10/25(Mon) -
出雲大社拝殿

平成の大遷宮が行われていた時に来て以来の出雲大社。
工事の足場なども当然無くなり、全貌が見える状況で参拝となりました。

拝殿前も平日だと空いていて静かに参拝という雰囲気には良好。
出雲の場合は伊勢や熱田などと違い、拝殿や本殿が割と開放的なイメージ。
背後に山が鎮座しているのもあると思うけど、鬱蒼とした中に佇む感じではないので最初は意外だったなぁ。

出雲大社本殿

拝殿奥にある本殿も背後の山とマッチして
ただ見ていると拝殿だけ寄って帰る人も案外多いですね。
正規の参拝ルートがある訳ですけど、せっかく来たのに何か勿体ない気がする。

出雲大社神楽殿

そして終盤の神楽殿。
出雲の巨大注連縄は有名ですけど、割と拝殿ではなくこちらを紹介している記事も多いですね。
一通り済んだら気持ちが落ち着いたので、冷静さを欠いていたのも反省。
いずれにせよ巨大なスケールと共に自分の器も大きくと願いたいもの。

現実は厳しいですが、こういうことも1つのきっかけですね。
まだ現在はコロナ禍前のような感じでもないため、落ち着いて出雲参拝を考えるなら良いかと思います。
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出雲大社に来たからには… 静あるのみ。(謎
- 2021/10/24(Sun) -
以前は改修工事中で大雨でした…

前回の訪問時は大雨の中、必死になって辿り着いた印象の出雲大社。
先日の訪問時は快晴とは言えないものの、風も穏やかで祈願には日和も〇だったと思います。

特有の下り…

やはり出雲大社と言うと下りから入る参道も印象的。
朝日を浴びながら参拝となったため、気分も清々しくこのような感覚は時々欲しいですね。

道中も人はまばら…

他所の神宮などでは殆ど見かけない境内で絵を描く人が存外多く、
自分も祖父や熟練者からすると見るに堪えないレベルですが機会があればこういう過ごし方もありかも。

稲佐の浜へ先に行って、参道を入り神楽殿まで順番に回ったので前回の不完全な形は解消されました。
退職して時間はあるので心の中でモヤモヤしているものがあるならチャンスではあります。

遠方に出向く必要があるものも今なら…
そうプラスに捉えれば今の時間も悪くないですね。

本当に普段は目の前のことしか見えていなんだなぁ…
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稲佐の浜。邪心は投げ捨てるもので… ある。(ぉ
- 2021/10/23(Sat) -
稲佐の浜

昨日に引き続き出雲の振り返り。
以前の出雲大社訪問時は梅雨時で大雨の最中。

そのため参拝の前に立ち寄る稲佐の浜も行かずに終わりました。^^;
今回は慌てることも無く天気もまずまずで寄る予定でしたが、
背後に山が居座る大社のすぐ傍が海というのも改めて不思議な光景だと思います。

稲佐の浜と大社漁港

今は飛砂防止の工事が海岸で行われており、来月の後半からは弁天岩の下までは近づけなくなるようです。
最も平日とは言え、人もまばらな中で波の音と鳶の鳴き声をしばらく聞いて
今回の怒りや憎しみのような気持ちも静めるには良かったかも。

特別信心深い方でもないですが心の沈静化という点で言うと、こういった神前とか仏教寺院の大本山とか…
選ぶのはありですね。今回は出雲を選択しましたが、高野山も候補に入れていたくらいなので。

先週の今頃は退職した翌日で、まだ少々心穏やかではなかった時ですね。
今は次のことに専念できていると思えば自分にとって大きな転換点にはこういう機会は必要かも。

それだけ未熟という証でもありますが。
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山陰の出雲でその身近に感じる心。大事にするがよい。
- 2021/10/22(Fri) -
宍道湖と出雲市街地を望む


今回の小旅行は島根県を選んだ訳ですが、山陰地方は個人的に風光明媚なイメージがあり
退職してから何処かへ行こうと考えていた際に朧気ながら頭に浮かんでいました。

既に稲刈りは終わり

稲刈りは既に終わっているところが多く、所々そばの花が…
昔ながらの農家という街並みだったり子どもの頃の長野もこんなイメージですが
良い意味で自分の故郷より残っている印象が強いです。
何で昔はこんな自分が東京へ行って就職とか考えたのやら。^^;

斐伊川の袂でゆったりとした時間も…

先に述べたようなこともそうですが、都市部より時間もゆっくりと感じるのは何よりの保養になります。
観光バスなどでせかせか回るようなこともせず、数か所は行きたいところを決めて成り行き任せ。
今回は最初から最後までそうでした。

ちなみに今回、出雲へは空路で入りましたが、初めてレンタルバイクの一種で駅バイクというサービスを利用。
事前に予約は必要ですが、バイクショップに出向いて借りる従来のスタイルではなく
カーシェアのバイク版といった感じでしょうか。レンタルではあるものの、シェアのイメージに近いです。

具体的な内容はこちらをどうぞ。
料金的にはバイクショップのレンタルより少し割高な部分もありますが、
地方だとレンタカーはまだあっても、バイクは空港や駅の近くにないなんてのはザラですからね。
選択が増えるのは助かるものの、バイク自体もシェアする時代なのかと感じると少し寂しさもあります。

自分自身が車もバイクも乗らないようになる頃。
それがいつかは分かりませんが、その時はさらに変わっているでしょうね。
良い所は残って欲しいけど…
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