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日々の安全と健康を願い、知床の海を愛でるのだ…

2023.09.25(22:37)

オホーツク管内でゆっくり過ごす日程にしたため、一日に余裕を持った今回の旅。
昨年は行ったものの自粛してしまいましたが、今年は迷いましたが観光船の乗船を急遽決めました。

海上は明るく、陸はやや暗め

お彼岸の頃だと観光シーズンのピークは過ぎているのか、当日の朝でも空きがあるようで…
予約なしでも乗船は出来ました。

曇り気味で波はやや高め、視界はまずまずという条件。
来月まで観光船は動いてますが、秋が深まると波も高くなり欠航も多くなるようです。
空模様も目まぐるしく変化しており、難所の海というのも頷けます。

フレペの滝(乙女の涙)

カムイワッカ航路の船旅ですが、海上から見るのは初めてでした。
暫く進むと昨年の秋に陸上から見たフレペの滝が見えます。
海上からだと両側の水の流れが見えて、全貌の静かな姿が見られます。
去年は崖の大分向こうでしたが、クマが居たものの流石に崖下には見えません。

知床は海岸線も浜辺が殆ど無く、垂直に近い崖が海に突き出ていて…
海底20メートルほどの深さまで続いているらしく、
ルシャとか特定の入り江にクマなどが集中しやすいようです。

男の涙

そして乙女の涙の異名を持つフレペの滝に対して、その先へ進むと男の涙という滝。
崖の割れ目から伏流水が流れ落ちている滝みたいです。

男の涙の滝下

大きな川から直接流れ出ている滝ではありませんが、知床五湖など…
豊富な水が地下を通り、割れ目から流れ落ちています。

フレペの滝より複数の箇所から多くの水が落ちている感じですね。
だから男の涙なのだろうか。

男だって泣きたくなる時は泣けばいいと自分に変な納得をさせながら鑑賞。(ぉ

カムイワッカの滝

そしてウトロ側で湯の滝、大滝を含めたカムイワッカの滝。
上流の湯の滝は林道を進んで辿り着けますが、
大滝の方は海岸に流れ落ちるため海上からでないと全貌が見えません。

硫黄分が豊富な滝

知床硫黄山があるため、カムイワッカの滝や先にある小さな無名滝なども硫黄分が多いらしく
この周辺は海の海岸線も少し色合いが異なります。



平日で比較的空いていましたが、先月あたりはさすがに観光客は戻っていたのでしょうか…
静かに見られる方が自分は好きなので、そういう意味では有難いですけど
昨年の事故はまだ多少は影響してますかね。



海も山も…
本当に人が近付き難い地だと改めて思わせる光景です。
静かに見られる状況なら壮大なスケールを堪能出来ますが…



波も少々あった日だったので、荒々しさの印象が今回は強いです。
軽く考えてはいけないから、それくらいでいいでしょうけど。



サケの孵化をさせる場所が設けられている場所は、
他にも点々としてますが今年は昨年より1ヶ月ほど早く来たこともあり…
まだまだ遡上シーズン真っ只中。

これも知床の風物詩でしょうか。



海岸線で1頭だけクマの姿があったものの、前日の夜にそこそこ雨が降ったため…
川も増水していたせいか、即引っ込んでしまいました。^^;
ルシャコースなど沿岸部に近づくコースの方が遭遇率は高いようですが、
今回はクマも野生のものをはっきりと見ているので、船上からの欲をかかなくてもイイかと考えて本コースに。



ポツポツと出掛ける中で、今年最後の船旅になるでしょうか。
今後自分はどうなるか分かりませんけど、こうした光景を見ると少々のことは…
そんな気分になるから不思議です。



知床観光船の事故からもうすぐ1年半。
もう少し先、あの辺りで沈んでしまったんだろうと考えて黙禱も実行。

利用者側からすると分からないことは多いですが、せめて無茶な要求やクレームはしないように。
そう肝に銘じておこうと思います。

旅をするからには何か一つは得て帰る。
これも自分の目標なので、今回はこれでしょうかね…

知床観光船

  1. 日々の安全と健康を願い、知床の海を愛でるのだ…(09/25)